月に咲く花の如く あらすじ59話
「堕ちた偶像」
趙白石と王世均に説得された周瑩は考え抜いた末、不本意ながら罪を認めます。
趙白石と王世均は刑部の門前で周瑩が釈放されるのを待っていると、そこに星移も駆けつけます。
しかし、いつまで経っても周瑩は釈放されず、3人は様子がおかしいと気づきます。
趙白石は張長清を訪ねると、突然 郡王が現れて 周氏の案件は非常に複雑ゆえ自ら再審すると言ったそうだと伝えられます。
今 どんな状態ですか?と尋ねる趙白石に張長清は、過去の審理は白紙に戻され周氏は再び牢へ入り 関係書類も郡王の手下が持ち去ったと答えます。
趙白石は、仲裁に入ってください。周瑩との約束を破るわけにはいきませんと必死に頼みます。
張長清は、本来であれば刑部の審理が済んだ後 すぐに釈放される予定だった。郡王を怒らせたのは周氏だ 我らに非はないお前も これ以上周氏のため動くな共謀とみなされるぞと忠告します。
宿に戻ってきた趙白石の顔からは血の気がなくなり、呉漪や王世均、星移に、周瑩の案件は郡王が持ち去った…郡王は心底 周瑩を憎んでいる…と力なく話します。
それを聞いた呉漪は自分のやった罪の重さに気がつき趙白石に、自分が張夫人から渡された偽造した証拠を書斎に置いたと泣きながら告白します。
趙白石は呉漪に、なぜ それを実行した?と問います。
呉漪は、張夫人は言いました…言う通りにすれば あなたが官職に復帰できると…と答えます。
趙白石は、どうなるか考えなかったのか!と声を荒げます。
呉漪は、こうも言われました…義従姉上は せいぜい叱責を受けるか 罰金を支払うだけと…その程度なら問題はないと思ったんです…と正直に話します。
趙白石は、君は!バカなことを!と怒鳴ると部屋から飛び出していきます
周瑩の逮捕を仕組んだのが張長清だったことに気づいた趙白石は、あなたが呉漪を利用して周瑩を売ったのか?周瑩を投獄したのは あなただったのか…と問い詰めます。
張長清は、あの女は気性が激しすぎる。これぐらいせねば従わんだろうと答えます。
趙白石は、あなたは変わってしまったと睨みつけ、周瑩を釈放しろ!真相をはっきりさせろと迫ります。
張長清は、この世に真相など存在しない。あるのは利益だけだと勝ち誇ったように言います。
趙白石は、周瑩すまない‥そなたを救えない…私のせいだ…と泣き崩れます。
一方、沈星移は横槍を入れたのが貝勒から郡王となった貝勒だと知って杜明礼を通してお金で解決しようと交渉し、群王の命令書を受け取り周瑩を助け出そうと刑部に持っていきます。
それは杜明礼の策略で、星移と周瑩を脱獄犯にするつもりでした。
星移は周瑩を救うため、命を投げ出すのでした。
杜明礼の仕業で脱獄犯に仕立てられた星移は 潔白を主張し
罪を認めないのでした。
つづく
月に咲く花の如く あらすじ59話
(感想)
人権なんて微塵もない世で生きるって 辛すぎるね😱😱
でも…星移が真剣に深く周瑩を愛していることが分かる
大切な59話でした💓