霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ17話

霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ17話
「自分の娘のように」
父上が悲しむので聞けないから母上のことを教えてほしいという錦覓(きんべき)に臨秀(りんしゅう)は、梓芬(しふん)が洛霖(らくりん)に拾われた時から運命は動き始めていたの…と話し始めます。
〝それから 私たちは3人で三島十洲で仙術を学んだ…
私は風を、洛霖は水、梓芬は花をつかさどった…″
でもなぜ母上は天帝を愛するよう?父上がいたのにと尋ねる錦覓に臨秀は、
〝天帝は艶があり色恋にも慣れていた…当時はまだ第二皇子だったわ…ある日 大虚幻境に入り自分を見て驚いた天帝は
梓芬に心を奪われ手に入れるとを決めた。天帝は六界を捜し回りようやく人間界で見つけたの…戯劇を見る梓芬をね…
天帝は梓芬を戯劇に誘い、恋物語に酔い 終われば2人で愛を育んだ。梓芬はまだ世間知らずだったから 瞬く間に惹かれてていったわ。愛の深さゆえ相手を憎む。2人は結ばれない運命に苦しめられた…″と話します。
錦覓は義母上…つらかったでしょうね。私も親友を亡くしたので分かります…すごく悲しかった。でもこれからは私が義母上と父上のそばにいますと約束します。
臨秀は、梓芬と私は姉妹も同然。これからあなたは私の娘よと
優しく告げるのでした。
翌日、水神は錦覓を連れて師匠に会いに行き、娘の元神の封印を解いてくださいと頼みます。
封印を解いても無駄ですと告げる師匠に水神は、なぜですか?の尋ねます。
師匠は、すぐ死にゆく者。封印を解いたところで何も変わりません…と告げます。
水神は、封印を解き娘を災からお救いくださいと頼みます。
師匠は、慈悲というものは万物に平等に注がれるもの…選び注ぐものではありません。山中に瀕死の虎を見かけたら あなたは救いますか?と問います。
もちろんですと答える水神に師匠は、その虎が山へ帰り獲物を捕らえ食せば別の命が失われます。ありのまま受け入れるのです…と告げます。
水神の娘を救ってほしいと懇願に師匠は錦覓に、愛ゆえ憂に悲しみ恐れの心を抱く。愛を知らざれば憂いや恐れはない。このお香が封印を解きますと渡します。
錦覓は水鏡に戻る途中、旭鳳と月下仙人に偶然会います。
旭鳳は錦覓に、本当に兄上と婚姻を?と問います。
錦覓は、父上も母上も同意しているのに、私の婚姻話が出るたびなぜ そんな顔を?と聞きます。
旭鳳はその問いには答えずに立ち去ります。
月下仙人は錦覓に、なんてことを 旭鳳と一緒になるべきだと
言います。
錦覓は、旭鳳さんが好きなら狐さん(月下仙人)が一緒にと
言います。
旭鳳は突然胸の痛みを感じ血を吐き、以前刺された時の瘟針の毒が残っているようだと、駆け寄ってきた錦覓と月下仙人に明かします。
錦覓は、私に任せて!夜幽藤で解毒することができると告げます。
旭鳳は錦覓と一緒にいたくて仮病を使い、不意を突いて錦覓に口づけをするのでした。
つづく
霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛 あらすじ17話
(感想)
風神の臨秀って 清楚で心も綺麗な女性よね〜
こんな人が母上になるなんて錦覓は幸せね
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