女医明妃伝〜雪の日の誓い〜あらすじ29話
「苦境に立たされた明軍」
オルライトに侮辱され腹を立てた皇帝は、休ませずに
敵を追いかけたため次々の兵たちは倒れ始めます。
敵兵を見かけた皇帝は、1人で勝手に追いかけていき敵の罠にはまります。
陣営に戻った皇帝は允賢に、冷静さを欠いたことは認める…
怒りを抑えられなかったと反省します。
允賢は、たかがオイライトのタイシよ。明の皇帝がムキになる相手?一時の激情にかられ兵馬を休ませず引きずり回すなんて 命を落とした兵士が気の毒だわと言います。
允賢の言葉に激怒した皇帝は、バカにするな!と怒鳴ります。
允賢は、それなら皇帝らしく振る舞ってと言うと立ち去ります。
死者は100人以上でこのままでは東廠における地位も失いかねないと思った王振は皇帝に、オイラトが通りそうな場所に兵を伏せて待ち 敵の疲弊に乗じて討つ戦法を考えつく。
樊将軍は反対します。
そんな中、オイライトに夜襲をかけられ4千人以上の兵を失ってしまうのでした。
皇帝は王振の故郷である蔚州に向かいますが、オイライトに
先回りされ包囲されてしまうのでした。
明軍はほぼ全ての兵糧を失い大量の死者を出すなど苦戦を強いられます。
そんな中、王振が道中、調達してきた薬も中身は砂で、まがい物だということが発覚します。
王振は身に覚えのないことだと言うが、薬商人から賄賂を受け取っていたことが分かります。
皇帝は、そこでやっと王振が裏切っていたことを知るのでした。
オイライトに追い詰められた明軍の兵が次々の死んでいくのを見た皇帝は自害しようとします。
その時、允賢が、何をしているの!と頬を叩き、兵を残して死ぬつもり?それでも一国の君主なの?と諭します。
冷静さに欠けた皇帝はオイライトの罠にはまり、捕えられてしまうのでした。
皇帝は、功臣を信じきり将兵を犠牲にした暗君だ。国に申し訳ない…愚かだったと涙を流し後悔するのでした。
そんな中オイライトは明の兵の重傷者を解放します。
允賢は重傷者を診ていました。
オイライト側には皇太后や皇帝に恨みを持つ程十三が生きていたのでした。
程十三は絶食している皇帝に、生き地獄を味わわせてやると首に鍼を打ち羊乳を無理やり飲ませるのでした。
都では、皇帝の身代金に50万両は払えぬと臣下たちが騒いでいました。
監国を任されていた朱鈺は、私に決定権がある。50万両は何としてでも出すと決めるも、3度の派兵で国庫は底をついていたのでした。
その頃、皇帝は命さえあれば 再起の道はあると悟るのでした。
つづく
女医明妃伝 あらすじ29話
(感想)
皇帝が功臣だと信用していた王振は裏切り者だったんだよね〜
皇后はそれを見抜いていて皇帝に忠言していたのに
皇帝は聞く耳を持たなかった…😱
そして、允賢にも冷静になってほしいと再三言われていたのに
人の意見を全く聞かなかった💦
鄭斉は皇帝の資質がなかったのかもしれない😫