霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ21話
「胸のときめき」
熠王(ゆうおう)と錦覓が薬草を採りをしていると官兵たちがやってきます。
2人は逃げる中、山の斜面を転がり落ちると、熠王が錦覓の覆面ごしに口づけをします。
近くまで来た官兵たちが、王の名をかたる者がいたら殺すのだと言うのを聞いた熠王は、王に成り済ました罪で始末するつもりなのだな…と思います。
そんな中、錦覓は今までにない心臓の音と胸の苦しさを感じていました。
熠王は土の上に、〝とっさのこととはいえ失礼した″と書きます。
錦覓は、布越しだったから平気よと答えます。
一方、天界では、彦佑(げんゆう)が洞庭湖の底の雲夢澤(うんむたく)に住む義母に呼ばれて行きます。
義母は彦佑に、風の噂で滅霊箭(めつれいせん)が現れたと聞いた…それを奪いに行き旭鳳を殺せと命じます。
同じ頃、魔界から鎏英(りゅうえい)が旭鳳を追って人間界に来ていました。
そして同じように、滅霊族で天后の密偵である奇鳶が人間界に降りてきます。
錦覓のおかげで回復した熠王は、錦覓に手料理を作り
翌日、錦覓への手紙を残し山を去るのでした。
〝ひと月余りの間 すっかり世話になった
病は完全に癒えた。別れも告げずに去ることを
許してほしい。何があっても約束は果たそう″
錦覓は、治った途端に出ていくなんて さよならの時間も惜しいの?あまりに薄情だわ…と寂しそうにつぶやきます。
つづく
霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ21話
(感想)
熠王は錦覓のことが気になるのね〜💕💕
人間界に行って 天界の時のことは忘れているのに
やはり縁があるのね✨✨