女医明妃伝〜雪の日の誓い〜あらすじ31話
「草原に現れた程十三」
オイラトではハーンや他の貴族たちが集う宴席で、エセン・タイシは医者として程十三を紹介します。
ハーンは程十三に、ここにいる者たちの顔を見て 誰が病気か当ててみよ。当てられぬ時は内通者と見なし犬に食わせると
命令します。
エセン・タイシは程十三に、ハーンの命令に従えと指示します。
ハーンを診た程十三は、髪が少なく細いですね…顔色があまり優れず下半身にむくみがある。さらに声も細く力がないようです。私の見たところハーンは腎陽虚だと思われますと見立てます。
するとハーンが、何が〝虚”だ説明しろ!と怒り出します。
エセンの弟のバヤンは、簡単に言えば〝大勢の女に精気を吸い取られてる”と言っていると馬鹿にします。
ハーンは、わしを馬鹿にしたな!こやつを鞭打ち30回に処せ!
と命じます。
ハーンを侮辱したエセンの弟・バヤンと程十三は その場を追い出されてしまいます。
怒りの収まらないバヤンは、近くにいた祁鎮(鄭斉)に突然襲いかかりますが、〝静で動を制す”と言う祁鎮の気骨に触れて2人は親しくなるのでした。
そんなある日、エセンの妹・トブハが狂犬に噛まれてしまい、
允賢が診療することになります。
そんな中、允賢は家老と栄養不足で倒れてしまい、女であることがバレてしまいます。
エセンは允賢の顔を見て、昔 永慶庵で自分を助けてくれた観音菩薩だと分かり、程十三を呼びます。
エセンは妹の命を助けた褒美は何がいい?と聞くと允賢は、明の陛下に合わせてと言います。
監禁されている鄭斉に会った允賢は、覚悟を決めるときが来たら私が毒草を用意する。一緒に 国に殉じましょうと告げます。
鄭斉も、運命を共にしようと誓い合います。
つづく
女医明妃伝 あらすじ31話
(感想)
豊富な薬の知識と諦めない強さ、丁寧な診療で
他の医者が見捨てた患者を救う允賢が 本当に素敵です✨✨