女医明妃伝〜雪の日の誓い〜あらすじ35話
「天の鉄槌」
敵軍が太上皇を連れ西直門に…と伝えられた朱鈺は、兄上が?と驚きすぐに向かいます。
祁鎮は、兵士たちに、于東陽と郕王 に従え!と言います。
その言葉を聞いた朱鈺は、父上の御霊に誓います。私は帝位を奪う気はありません!臨時に即位したのはオイラトから明を守るためです。明の兵士たちよ 兄上を救った暁には朱鈺はこの場で自害しよう!兄上に帝位を返還し己の潔白を証明すると
叫びます。
明軍は陛下を救え!と叫び死力を尽くして戦いますが
エセンが祁鎮の首めがけて刀を振り上げた時、雷がエセンの体に落ちます。
それにより明が優勢になります。
バヤンは兄を助けてほしいと跪いて允賢に哀願するが、允賢はエセンが祁鎮を殺そうとしたという理由で断ります。
そんな允賢にバヤン将軍は、ハーンは北京に攻め入ろうとしている。止められるのは兄だけだ。北京が陥落したらお前たち捕虜が生きて帰れると思うか?どんな患者も平等で診ると言ったよな?と問います。
允賢は、その通りよ。明とオイラトのために診るわ。落雷に遭った人は初めてだけど全力で尽くすわ。その代わり明軍の捕虜を帰すと約束してと条件を言います。
バヤン将軍は、兄が助かれば約束は守る。治せぬなら陛下を殺すしかない。陛下 申し訳ない…本当に殺めることになれば私も一緒に死ぬ。大事な友を裏切りはしないと誓うのでした。
允賢は脈が弱く意識のないエセンの舌を自分の歯で刺激します。
その頃、祁鎮と允賢がオイラト軍に連れ去られた朱鈺は
捜しに行くと言い、死んだなどと朕を欺いたのは誰だ?と
怒鳴り散らしていました。
さらに、太上皇后の侍女から、允賢がなぜ死んだことにしなければならなかった理由を聞いた朱鈺は、汪美麟を呼べ!殺してやる!と飛び出して行きますか于東陽に諭されるのでした。
朱鈺は皇后の汪美麟に、そなたは朕の愛する允賢を殺そうとした!侮るのも いい加減にしろ。允賢に自害を迫っておいて朕の妻に収まるとは!允賢が生きていたら そなたを皇后になどせぬ!ここで締め殺してやると首を締めます。
そこに母親が現れ止めに入ります。
朱鈺は、皆で朕を罠にかけ この女を皇后に据えた!だが今や朕は皇帝だ。廃してやる!と玉璽、を押そうとした その時、
皇太后がやってきて、美麟を廃することはできませんと怒鳴ります。
つづく
女医明妃伝 あらすじ35話
(感想)
皇太后が生きてるうちは、明の皇帝がいくら替わっても
お飾りであることに代わりないね😤