霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ47話
「命がけの登山」
錦覓、月下仙人、彦佑の3人は、廉晁(れんちょう)を捜すため翼渺洲の蛇山の麓にやってきます。
月下仙人は、錦覓と彦佑に、霊力は制御され法術も意味を成さず自分の足で登らねばならぬ。この小道以外に頂上には行けないと話します。
そんな3人を茂みの中から見つめる男がいました。
3人の行く手にたくさんの毒蛇が出てくると彦佑が笛を吹き
追い払おうとしますが、一筋縄ではいかず、月下仙人が蛇の夫婦を作って難を逃れます。
さらに歩くと、たくさんの蛇が現れ、3人は蛇を殺しながら頂上を目指すのでした。
錦覓は蛇に噛まれ、霊力を消耗しますが、頂上に着くまでは倒れたりしないと言います。
一方、天帝の潤玉は隠雀長老から、水神の錦覓が蛇山に入って行ったと伝えられると、旭鳳のために命さえ捨てる覚悟をしているのだと思います。
その頃、錦覓たちは頂上に着き、廉晁に出会うことができます。
錦覓は廉晁に、旭鳳のために玄穹の光をくだされば、私のすべてをなけうつ覚悟ですと言います。
廉晁は、その昔 天后の茶姚(たよう)と相思相愛だったのに、茶姚は廉晁が死んだと思い、天帝の太微の子を身ごもっていたと言う過去の話をします。
廉晁は錦覓に、私は色が識別できぬ。そなたの色の識別能力と引き換えなら応じよう どうだ?と聞きます。
錦覓は、構いません。愛する相手を殺め、隕丹が消えるまで愛が何か分からなかったのです。旭鳳がいないならこの世が色鮮やかでも無意味ですと答えます。
廉晁は錦覓に玄穹の光を与えます。
錦覓たちは急いで戻ろうと外に出ると、玄穹の光を渡しただけで廉晁の元神が散っていくのを見ます。
空を飛んで下山しようとしますが、蛇に噛まれた錦覓は飛べないでいると、潤玉が現れ錦覓の手を取り下山させます。
彦佑と月下仙人は潤玉とは言葉を交わさず、錦覓を残して帰っていくのでした。
潤玉は錦覓に、君は分かっているか?君のしたことを旭鳳は喜ばないと言います。
錦覓は、これは償いだもの…それでいいわと答えます。
その後、錦覓は天后を訪ねると、廉晁殿が あなたにと…この玉を見て何か悟られたあと元神が消失しました…多彩な色を融合したこの玉が最高に美しい品だと廉晁殿はこれのために自らを犠牲に…廉晁殿は生涯あなただけを愛してた。あなたは選択を誤ったのでは?と告げると立ち去ります。
そんな中、錦覓は玄穹の光を体内に取り込んでいるため、身が持たず倒れてしまいます。
潤玉は錦覓に霊力を必死に入れ傷つきます。
そして魔軍が侵犯してくるのでした。
つづく
霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛 あらすじ47話
(感想)
天后の茶姚は自分が誤った選択をしていたことに気がつき、
廉晁の後を追ったのね😰
それにしても錦覓は潤玉に冷たいと思うわ💦💦