霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ53話
「約束の地」
暮辞がまたも姿を消してしまった鎏英は父の卞城王に、捜したけどどこにもいないと言います。
卞城王は、お前に累が及ぶのを恐れたのだと慰めます。
鎏英は、でも婚儀を挙げると約束したのと言います。
卞城王は、婚儀だと?なぜ私に隠していたと怒ります。
鎏英は、ごめんなさい…急いで決めたの…暮辞が弱ってるから
穏やかな余生をすごしてほしくて…父上は反対しないと思っていたからと答えます。
卞城王は、私も共に捜そうと言います。
その頃、暮辞は、鎏英を人質にとったと固城王にだまされ、解放する交換条件として滅霊箭を作らされていて、6月6日の婚儀までにはと最後の力を振り絞るのでした。
一方、錦覓は以前 旭鳳に自分の真の姿 霜花を1枚贈っていて、懐にしまっておいて霊力で刺激すると春と秋の美景が浮かび上がる春華秋実を使って穂禾(すいか)に求婚をする旭鳳を見てしまうのでした。
旭鳳は悲しくて泣いている錦覓に、贈り物である霜花の花びらを返すのでした。
そんな中、旭鳳が穂禾を娶ると知った月下仙人は旭鳳に、ならず者を娶るなど そなたを救ったのは錦覓だと明かします。
旭鳳は、命の恩人は穂禾ですと答えます。
月下仙人は、穂禾は そなたの魄(はく)を守っただけ。錦覓が九転金丹で救ったのだ!〝玄穹の光″を得るために危険を犯して命を懸けて蛇山へ行ったことを知っているのか?と必死に訴えます。
旭鳳は、水神は見事だ。叔父上まで たらしこむとは…あの女は潤玉と組み私を陥れた。私が刺されるのを見たはずなのに叔父上は あの女に惑わされたのですか?と聞こうとしないのでした。
月下仙人は、錦覓は過ちを犯した。かばいたてはせぬ。だが償おうと九転金丹を求めて、命さえ顧みぬ姿を私はこの目で見たのだ!と言います。
旭鳳は、水神が何をしたかはどうでもいい。私を刺した瞬間から関係のない女なのです。穂禾が私の妃になります。今後 他の女子に目はくれませんと錦覓への恨みは深いのでした。
鎏英は旭鳳に、月下仙人は思慮深い方よ。利用などされないと思う…言いにくいけど私も穂禾が元凶じゃないかと思う。錦覓が恩人であることを恐れているのでは?と聞きます。
旭鳳は、錦覓の話が誠であってほしくないのだ…と答えます。
鎏英は、どんな話?と問います。
旭鳳は、先の水神と風神を殺めたのは穂禾だと聞いたと話します。
その頃、暮辞固城王を滅霊箭で殺し、鎏英との約束の場所に
瀕死の状態で向かっていました。
一方、錦覓は潤玉に、来月が婚儀にふさわしいなら行いましょうと告げます。
つづく
霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛 あらすじ53話
(感想)
旭鳳は月下仙人の言葉も信じれなくなっているのね😭
鎏英は魔族なのに、心が綺麗だよね🌟
暮辞とずっと一緒にいさせてあげたいわ💦💦