霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛の姫〜あらすじ54話
「ついに夫婦に」
潤玉は鄺露(こうろ)に錦覓と婚姻を結ぶ。すがすがしく承諾してくれたのだとうれしそうに伝えます。
潤玉が好きな鄺露は、おめでとうございます。婚儀はいつの予定ですか?と悲しい気持ちを隠し聞きます。
潤玉は、来月の15日だと答えます。
一方、鎏英と暮辞の婚儀の日。〝あの場所″である青天洞で
卞城王、旭鳳、鎏英は暮辞を待ち続けます。卞城王が諦めるよう諭しても、暮辞は絶対に来ると鎏英は信じているのでした。
そんな中、ついに暮辞が現れる。瀕死の暮辞を見て旭鳳は手当てしようとしますが暮辞は固辞し、験心石の儀を終えると夫婦となるのでしたが、暮辞は眠るように亡くなります。
鎏英は暮辞の子を身ごもっていましたが、暮辞に知らせることができないのでした。
同じ頃、天界では潤玉と錦覓の婚儀の準備が進んでいました。
自分の想いを隠して2人の婚儀の準備をする鄺露を不憫に思った父の太巳仙人は潤玉に、鄺露はお仕えして長い時が経ちます。陛下のおそばを離れ別の場所へ行き、さらに修練すべき時かと思います。それに鄺露も年頃となりました…父親として良い縁を見つけてやらねばなりません…と話します。
潤玉は、婚儀の後 私が鄺露の相手を見繕いましょう…去就については本人に選択させます。いかがですか?と言います。
そこに鄺露が現れ潤玉に、ここに誓いを…上元仙女 鄺露は
一生 陛下に仕えします。この命ある限りと誓います。
潤玉は錦覓に台紙を選ばせた時に、赤だと言って緑を選んだのは私への当てこすりか?と思い鄺露に相談します。
鄺露は、そういえば…近頃 水神殿におかしなご様子が…
栖梧宮で咲かせていらした鳳凰花が灰色だったのですと話します。
錦覓は潤玉に、鄺露は かなり前からあなたに仕えてるし とてもよく尽くしてる。あなたが望むなら妃にしても私は構わないわと告げます。
潤玉は、そんな気遣いをされるぼうが私にはつらい…と言います。
鄺露は2人の話を立ち聞きし、涙を流すのでした。
その頃、旭鳳は手から全身に異変が起きていました。
錦覓は旭鳳との夢を見て、やっぱり旭鳳を忘れられない…のつぶやき夜更けに外に出ます。
その時、空に黒いものが飛んでくるのを目撃します。
それは穂禾で潤玉を訪ね、私が来た理由をよくご存じのはずと
言います。
潤玉は、何のこと全く分からぬと答えます。
錦覓は2人の話を盗み聞きします。
つづく
霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ54話
(感想)
想っている人には振り向いてもらえず…鄺露もつらいね…😭
でも、鄺露は錦覓のことを恨んだりしないから、まだ可愛いよね
潤玉は九転金丹に細工をしたんだね‼️だから旭鳳の体に異変が起き始めたんじゃないかしら⁉️
潤玉は穂禾と手を組んでいたのね😱