大唐見聞録ー皇国の使者ーあらすじ8話
安陽公主こと李安瀾は、母の義姉妹の紅佛(こう・ふつ)を訪ねます。
すると屋敷の中から、次々と怯えながら出てくる使用人の頭を軽々と踏みつけながら出てきます。
安陽公主が私は田若蘭の娘だと告げると紅佛は、まあ お前なの!大きくなったわ よく見せてと懐かしそうに言います。
紅佛は安陽公主に、この数年 捜し続けたけど手がかりが…全くなくて…なぜ会いにきたの?と尋ねます。
安陽公主は紅佛に、長安にきたのは母に身分を与えてあげたかったから…でも陛下に母への情はなかった。仕方ないけど母が哀れで…侯君集様から母に義姉妹がいると聞き長安を去る前に一目会いたくて訪ねたと話します。
紅佛は、ひどい男ね!妻も娘も認めないなんて!と憤慨します。
安陽公主は、公主にはなったけど地位が望みではない 皇宮も嫌いと打ち明けます。
紅佛は自分の息子の李得誉(り・とくよ)を連れ戻したら
〝じいさん”に会おう。陛下に抗議するわ!と言います。
得誉のいる訓練場に行くと、そこには雲不器こと雲燁がいるのでした。
雲不器こと雲燁が安陽公主と話をしている所を見た紅佛は突然
錯乱し、若蘭から離れて!と雲燁(うん・よう)に刃を向けます。
それをかばった安陽公主は肩に刃を受けてしまうのでした。
程将軍は怪我をした若蘭から、紅佛女の名を聞き、李将軍の奥方だ!数年前から持病がある。ずっと治らなかったのだと話します。
安陽公主は程将軍に、このことは内密にしてとお願いします。
雲不器こと雲燁は安陽公主の傷を縫合しながら、自分の許嫁が君とそっくりなんだ。そんな君が苦しむのを見たくないんだ。だからもう俺に構うなと打ち明けます。
紅佛女の夫・李靖(りせい)は雲不器こと雲燁にお詫びします。
雲不器こと雲燁は李靖に、俺がいないと公主の傷は悪化する。
他の医者に治療させた場合 たぶん陛下の目はごまかせない。
奥さんは心の病気を患っているのか?時折 錯乱してしまう?
と尋ねます。
李靖は、発症して数年だが治らない。ご承知ならもしや…?と問います。
雲不器こと雲燁は、公主の傷も奥さんの病も治療次第だ。だが兵営では手の施しようがない。俺は皇后様の提案で兵営に送り込まれた。試験に通れば出られる。明日 試験が行われれば…と言います。
李靖は、事情はわかった。必ず何とかしよう。任せてくれと約束します。
皇宮に戻った安陽公主は李世民から禁足を言い渡されるのでした。
一方、雲不器こと雲燁は紅佛女の心の病を治しに行きます。
つづく
大唐見聞録ー皇国の使者ーあらすじ8話
(感想)
紅佛女の病は何?幻覚が見えるんだね〜😱
李靖は、そんな紅佛女の面倒を見ている優しい夫なのね🌟