霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ59話(最終話)

霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜

霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ59話(最終話)

「この世の果て」

潤玉は旭鳳に、錦覓が遺した物だ…お前のためだろう…と箱を渡します。

潤玉は、まもなく この天界もお前のものに…と言います。

旭鳳は、先ほど赤霄剣と瑠璃浄火で窮奇は完全に滅した。
お前は死なぬ。あの蓬羽は捨てた。錦覓のいない世界を生きる意味などない…お前は長い時を孤独に生き、罪を償えと告げて去ります。

旭鳳は人間界でかつて錦覓と過ごした洞窟に住み、錦覓の魄を捜し続けていました。

そんな中、旭鳳と酒を酌み交わした潤玉は、この3年の間
金丹の副作用が起きたことは?と尋ねます。

旭鳳は、あの時が最後だ…と答えます。

潤玉は、箱の中身は見たか?と問います。

旭鳳は、錦覓を思い出しつらくて開けられぬと答えます。

潤玉は、花開き 葉が落ち星が移ろうように万物には定めが…無理に求めてはならない。誠に結ばれる定めならば いつかは必ず見つかる。天命に従えば平安が訪れようと言い残して去って行きます。

潤玉が去ったあと旭鳳は錦覓の描いた絵を見ながら、幸せだった日々、苦悩し錦覓を傷つけたしまった後悔に涙を流します。

その時、錦覓の声が聞こえた旭鳳は、どこだ?どこにいる?答えてくれ…きみはどこにいるのだ…と嘆きます。

すると目の前に錦覓が現れ、抱き締め喜び合います。

旭鳳は、3年探し続けた…その間 君はどこに?と聞きます。

錦覓は、実はずっと あなたのそばにいたの。同じものを見て…同じ音を聞き 1つになってた…と答えます。

旭鳳は、もう二度と会えないかと…戻ってくれて よかった…私が間違っていた 許してくれ。もう二度と離れるなと泣きます。

錦覓は、もちろんよ。ずっと一緒にいると答えます。

旭鳳は、どうしたのだ?消え始めている…行かないでくれ。私を1人にするなと言います。

錦覓は、実は…私はあなたの涙だったの…消え去る定めからは逃れられない…と告げます。

旭鳳は、こんなのは嫌だ…私のそばにいてくれと子供のように泣きます。

もう行かなきゃ…と言って錦覓は消えてしまうのでした。

旭鳳と恋に落ちた地の人間界に生まれ変わった錦覓を旭鳳は見つけ出します。

その翌年に息子(小鷲)が生まれ7年が経ちます。

旭鳳と錦覓と息子は人間界で幸せに過ごしています。

川でお嫁さんを釣ろうとする息子の所に空から、魔尊の鎏英の娘が遊びに来たり、天帝の潤玉が現れ〝棠樾(とうえつ)″と
呼び話をします。

そこに錦覓が現れ潤玉に、仙気を感じると思ったら まさか あなたとはね…と言います。

潤玉は、君は今 幸せか?と問います。

錦覓の息子の頭をなぜる姿を見た潤玉は、よく分かった…と
微笑みます。

錦覓は、母の願いどおり花として錦の如く咲き 心安らかに生きてるわと微笑みます。

潤玉は天界に帰って行きます。

旭鳳は錦覓と息子を迎えに来ます。

錦覓は、旭鳳と息子の後ろ姿を見ながら、私は生涯で2人の男性に巡り合った…結局1人とは距離を置きもう1人を選んだ…
私の瞳は いまだ色を映さず世界は白黒のまま…でも 今はあなたたちがいる…あなたの瞳や小鷲の笑顔は私にとって世界一 鮮やかな花園で どんな絶景にも勝る…とつぶやきます。

霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜あらすじ59話(最終話)
(感想)

旭鳳は本当に一途に錦覓を愛し続けていたのね。
ハッピーエンドで終わってよかった🌟

鄺露にどんなに想われていても、天帝の潤玉は孤独なままで
終わってしまった😭

穂禾も…食べられちゃったし😱

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