鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ14話
「絶体絶命」
中秋節の夜に燈籠祭が賑やかに催されてる中、
葉凝芝は謎の太監を目にし、すぐさま後を追います。
すると物音がした方に走っていくと、新入りの宮女・班鈴児(はんれいじ)が好色な皇帝の甥・北応(ほくおう)王に襲われているところを見つけて助けます。
北応王が倒れ動かなくなり死んでしまいます。
凝芝は気が動転しながらも、落ち着いて行動しようと思案し、花火が上がっている最中、班鈴児と北応王を絨毯で巻いて裏山に埋めます。
葉凝芝はその後、何食わぬ顔で皇帝・龐通と話をしていた所に、北応王が埋められていた所に葉凝芝の玉佩があった報告がされ、絶体絶命となり龐通に命乞いをします。
龐通は葉凝芝に、こうする以外方法はない。おとなしく飲め。これが唯一の道だと酒を飲ませます。
皇太后が北応王が死んだのになぜ出てこないの!開けなさい!と命じ中に入ると…
酔い潰れた龐通は葉凝芝の方を抱き、今日から葉凝芝を朕の妃とする。称号は〝凝妃″だ!と宣言します。
皇后もやってきますが、皇太后から葉凝芝は妃になったから、皇族を取り調べる権限はないと告げられます。
皇后は朗坤(ろうこん)に、大理寺卿(だいりじけい)が凝芝を調べようとした矢先に陛下が凝芝を妃にした。何か裏があるに違いない…と言います。
朗坤は、こう言う考えもできませんか?2つの出来事に因果関係はない。葉凝芝は北応王の死に関わっておらず六部が調べる過程で陛下と通じていることが偶然 発覚したのだと…ともう一つの可能性を話します。
凝芝はそんな女じゃないと言う皇后に朗坤は、承祥宮の者によると皇太后様は直接ご覧になったそうです。酒に酔った陛下と葉凝芝が書斎で事に及ぶのを…と伝えます。
皇后は、あり得ない。そういう状況になったのには訳があるはず。それに凝芝が思いを寄せるのは魏広だけだわ。陛下と不義を働くはずがないと凝芝を信じていました。
朗坤は、陛下付きの太監に聞いたところ、陛下は平州を訪れた際雑技をする葉凝芝を見かけ心を奪われた。皇宮に戻っても忘れることができず葉凝芝の居場所を探らせたとか…しかし分からずじまいで、絵師に似顔絵を描かせ しきりに眺めていたそうですと言います。
一方、目が覚めた葉凝芝に龐通は、そなたは妃になったゆえ尋問されることはない。後ほど魏広に文を書き経緯を知らせるつもりだと告げます。
この事は、他言してはならぬ。皇后にもだ…と言います。
凝芝は、私は死んだものとして追放してくださいとお願いします。
龐通は、知っているのか?信王を殺した罪は極めて重いのだぞと言います。
翌日、北応王が死んだことで朝廷は大騒ぎになり、曖昧に終わらせてはならないや、凝芝の玉佩が落ちていたので何か知っているのでは?と意見がありますが、龐通は葉凝芝を守り非難されます。
その後、龐通は皇太后に、北応王と口論になり彼を突き倒しました。まさか あんなことになるなんて…と告げます。
皇太后は、北応王も暴力を振るった?と問います。
はいと答える龐通に皇太后は、なぜ内務廷司に知らせなかったの!と責めます。
龐通は、酔っていて冷静な判断ができず、葉凝芝に託してしまいました…と凝芝をかばいます。
皇太后は、凝芝はずっと広宣宮に?と問います。
はい。いましたと龐通は答えます。
皇太后は、今回は私が後始末をつけるしかないわね。私は年だから助けられるのも あと数回。この件は私に任せなさいと
言います。
一方、戦地にいる魏広に龐通から密書が届きます。
さらに、皇姉・龐貞が魏広を訪ねてきて、主君以上の名声を得たらどうなるか覚悟しときなさい。功を立てすぎた臣は皆悲惨な末路をたどると忠告します。
つづく
鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ14話
(感想)
凝芝が班鈴児を助けようとして、誤って北応王を殺してしまう
でも 正当防衛だよね🥺
それで 皇帝の妃になるという運命…🌟
魏広が可哀想…💔