鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ17話
「危険な賭け」
戦地では、暴雨で彦都までの道がぬかるみ陳将軍は動きが取れず、魏広も彦都に戻れないのでした。
魏広は、川が氾濫したら十数万の兵が危険な目に遭うので凌都の高地へ移動しようと指示します。
暴雨で再び敵軍に包囲された魏広は皇帝・龐通(ほうつう)に親征を願う文を出します。
それを読んだ龐通は自ら危険な戦場に出ることをためらっていると、凝妃から〝良策に違いありません。魏広を信じてください″と懇願されます。
龐通は出征し梁がついに烏磁国に勝利するのでした。
魏広もようやく都に凱旋します。
しかし、凝芝はすでに貴妃に封じられ 冊封式も終えていました。
凝芝は魏広が出征する前に愛を誓い合った場所で、
思い出すのは あなたの笑顔と その胸の温もりだけよ…でも今の私は昔の私とはちがう…雑技団の少女ではない…目に映る明かりの数だけ民の生活がある… 天が この衣を着せた理由が分かったわ…でも袖を通した瞬間にあなたを失った…私は なりたい人になる…だからあなたも自分の道を突き進んで…過去は振り返らないで…とつぶやくのでした。
そんな中、魏広が皇姉・龐貞の馬車で衛兵と一緒に戻ってくると伝えられた龐通は愕然とします。
太監になりすました凝芝は魏広に会う事龐通に許可してもらい
凝貴妃として会いに行きます。
魏広は、訳を話してくれ…解決すると言います。
凝芝は、解決?どうやって?相手は陛下よ…龐貞と親密だと聞いた だから…と言いかけると
魏広は、だから陛下のために来たと言います。
凝芝は、あなたよ。忠臣なら立場は分かっているはず。前に言ってたわ…龐貞と広定王が北巓に行ってから楽園は地獄へ変わったと…民は安心できない。梁も龐貞の手に落ちたわ!と言います。
魏広は、覚えていたんだな…私が戻ったら結婚する約束も覚えているか?なぜ私を捨てた?と問います。
凝芝は、私への復讐のため未来を棒に振るの?と聞きます。
魏広は、ずっと待っている…振り向くまで…と告げ
凝芝は振り向かず涙を流しながら立ち去るのでした。
翌日、馬車の中で皇姉・龐貞は魏広に、
陛下はそなたが凱旋した褒美にお父上の秘密を教えるそうね?
私もその秘密を教えられるわ。陛下が嘘をついても私はつかない。刺青が見たい?問います。
ええと答える魏広に龐貞は、いいわ。そなたを友と見込んで見せてあげるわ。3つの火 魏焱。そなたの父親よ。死の真相を明かそうと思うが今はその時でない。今日は馬車を降りるわ。
そなたが陛下に疑われたら面倒よと降りるのでした。
皇帝・龐通は皇姉・龐貞が馬車を降りたと聞いて、花火を上げ
自ら魏広を出迎えに行きます。
そんな中、朗坤が皇宮に戻ってくると、皇后に立て付き立ち去るでした。
つづく
鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ17話
(感想)
魏広の父親と龐貞はどんな関係だったのかしら?
龐通は皇帝なのに、ビクビクして 凝芝の言いなりね😤