花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-あらすじ9話
「冷徹な世子」
莫若菲は母親に、なんと残酷な!と怒鳴ります。
何が言いたいの?と問う母親に莫若菲は、母上の仕業では?と詰め寄ります。
なぜ私が?と問う母親に莫若菲は、昔 薛家に火を放つよう命じましたよね?と言います。
知っていたの?と聞く母親に莫若菲は、私は神童の誉れ高かったのですよ。10歳で銭荘を引き継ぎ13歳で官庫の入札に参加。
15歳の時には莫府の商いを手広く営み始めました。父上が死んだ年には裏の事情まで把握を…と言います。
涙を流す母に莫若菲は、不棄は何年も捨てられていたのですと
責めます。
でもあの女の娘だわ!と莫若菲を突き飛ばし、莫府に入れば嫌でも毎日顔を合わせる事になり、慈悲深い母を演じねばならないと言います。
莫若菲は、母上には申し訳ないですが、これも全て莫家のためですと謝ります。
母親は、確かに殺意はあったけど 不棄の命を奪えば信王を敵に回すことになると分かっていると言います。
翌朝、不棄が怪我をしたと聞いた信王は陳煜に、昨夜花不棄を負傷させるために刺客を送り込んだのかと疑います。
陳煜は、負傷?私をお疑いですか?莫若菲の義妹になってくれて私は満足なのに襲う必要があるでしょうかと言います。
信王は、覚えておくのだ…どうであろうと不棄はお前の妹である。兄として妹を慈しめとは言わぬが不棄を傷つけることは断じて許さぬと忠告します。
陳煜は、私が代わりに莫府へ行ってきます。父上はゆっくりお休みくださいと言います。
花不棄は信王に代わりに見舞いに来た陳煜と口論になり、形見の鉢を陳煜に奪われてしまいます。
その頃、飛雲堡の後継者であり莫若菲の従弟の雲琅が新年の挨拶に莫家に来ている時に、不棄が失踪したと伝えられ莫府は大騒ぎになります。
不棄は気絶したところを雲琅に発見されます。
雲琅は不棄の正体を知り驚きます。
一方、吐血した信王は自分の命はあと何日もつか分からぬ…
心残りは不棄を屋敷に迎えられないことだと話します。
つづく
花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-あらすじ9話
(感想)
不棄が何かあるたびに物乞いして苦労した時と、令嬢になってからの生活を比べる時が、可哀想なんだけど…なんだか笑えちゃうんだよね😊
不棄の演技が何気なくて好感が持てる 次はどうなるのか
ワクワクしちゃう🥰