コウラン伝 始皇帝の母 あらすじ4話
コウランが高炉の爆発から真っ白な姿であらわれたことで
文武百官たちは口々に、天から福を授かったのだ!長く生きてきたが こんな奇跡は初めて見たと称賛します。
コウランは、神は満月の夜こそ使いを迎えるにふさわしいと
おっしゃいました。今この時を逃せば神の怒りを買い趙の国運に関わりますと告げます。
太卜(たいぼく)は、王様 どうか騙されないでくださいと訴えます。
呂不韋は、コウランが魔物が 王様はもうお分かりです。太卜様 もう時間がありません。神の元へと言います。
趙王は、コウランの話も信じるがそれ以上に神の命を信じる。
太卜 神に会ったら私に代わり敬意を伝えてくれと言います。
太卜は火の中に投げ込まれ生贄にされるのでした。
趙王はコウランを気に入り自分のそばに置きたいと言いますが、
厲(れい)王妃は、コウランを女官として私のそばに置きましょう。私も気に入りました。品があって度胸もある…と褒めるのでした。
コウランを助けた呂不韋は、急いでその場を立ち去ろうとしますが、嬴異人(えいいじん)が呼び止め、災を生き延びたそなたは幸せになると言います。
コウランは嬴異人に、お水をいただきありがとうございました…礼を言います。
その水の中には、嬴異人が国を離れる時に母にもらった丸薬が入っていたのでした。瀕死の状態で命をながらえることができる丸薬だったのでした。
嬴異人は、祭壇にどんな細工をしたのですか?炎に包まれていたのにそなたの身に傷ひとつないと尋ねます。
呂不韋は、職人に賄賂を渡して、炎を避けるための仕掛けを作らせ、コウランに火ネズミの毛で作った炎に包まれても平気な服を着せておいたと明かします。
嬴異人は、〝火浣布(かかんぷ)”でしたか…と納得しますが、
コウランの腕に傷があることに気がつきます。
呂不韋はすぐにコウランを医者に連れて行きます。
嬴異人はコウランに、明日から厲王妃様にお仕えするとか…くれぐれも気をつけてと忠告します。
呂不韋はコウランに、厲王妃の目に止まるように努力しろ。宮中にお前がいてくれたら この道はより進みやすくなると言います。
翌朝、厲王妃はコウランに、昨日の芝居は悪くなかった…
王様のように私を騙せるとでも?とコウランが火の中から出てきたトリックを見破っていたのでした。
コウランは謝り、私が知恵を絞ったのには訳があります。どうしても生きていたかったのです…太卜様に追い詰められ 危険な賭けにでましたと話します。
厲王妃は、度胸がある。その上賢い。昨日私が引き取りたいと言わなければ 今頃は王様の寵愛を受けていたかも…もしや
私のことを恨んでいるのかしら?と聞きます。
コウランは、寵愛とは花のようなもの。いくら美しく咲き誇っても 必ず散る時がきます。この婢女を王妃様の元に置いてくださいと頼みます。
厲王妃は、婢女ですって?今後は婢女と言う必要はない…と
言います。
その後、コウランは宮中で義妹の岫玉(しゅうぎょく)と
ばったり会い、心配していました…怪我の具合はいかがです?と聞きます。
岫玉は、哀れむフリは結構よ!王妃様の前であなたがしてきたことを暴いてあげる。駆け落ちの話だけで あなたはもうおしまいよと覚悟するのねと言います。
コウランは、待って!私が憎いのは せっかく蛟王子様に嫁いだのに大事にされず構われず不満が募っているからね。八つ当たりねとあおります。
怒った岫玉は手を振りかざし、コウランが持っていた厲王妃の宝石箱に振り下ろし、宝石箱は床に落ちます。
そこに、蕭(しょう)女官がコウランに、一体何の騒ぎ?厲王妃様をお待たせするなんて!と責めます。
コウランは、岫玉様をお許しください。岫玉様は手が滑って王妃様の簪を落としたのです。私も王妃様の所へお詫びに伺いますと走り去ります。
厲王妃は体調に合わせた細やかな心遣いをするコウランを褒めます。
蕭女官はそんなコウランに嫉妬し陥れようとします。
厲王妃の誕生日の宴が半月後に迫ったある日、蕭女官はコウランに王妃様の宝飾品を管理してほしいと持ってきます。
コウランが宝飾品を点検すると簪の真珠がなくなっていることに気がつきます。
蕭女官が自分を陥れようとしているこに気づいたコウランは仕方がなく、呂不韋に助けを求めます。
呂不韋は誕生日の前に真珠を準備して渡すから安心しろと言います。
司徒缺(しと けつ)は呂不韋に命じられ秦都・咸陽に行き
嬴異人の母で側室の夏姫(かき)に会いに行きます
太子は華陽夫人だけを寵愛していました。夏姫は寵愛を受けたことがないから嬴異人のことなど気にかけないと話します。
夏姫は、嬴異人の筆跡で血書を書いて、趙の人質になっている嬴異人を助けてほしいと太子に手渡します。
太子はその血書を父・秦王に送るとともに、嬴異人を救い出すと約束します。
王宮内を一人で歩いていたコウランを見つけた呂不韋は、秦が国境に数十万の兵を配し、趙と戦争になれば邯鄲は秦の手中になるだろう。そうなる前にお前を連れて秦に連れて行くと告げます。
なぜ私を連れて行くの?と問うコウランに呂不韋は、それは…
お前はある意味 呂家の主だ。急いで支度をしろと指示します。
蕭女官はコウランに厲王妃のドアの外で見張りをするように指示します。
コウランは王様からお月見をしたいと言う伝言を伝えるために
寝所に入ると、王妃と男がいるのを見て慌てて外に出ます。
誰?と聞く厲王妃にコウランは、お許しください。王女様とお二人で語り合っておいでだと知らず邪魔をして申し訳ありませんと、とっさに言い繕います。
更に側室のユン少妃が王妃様に会いたいと中に無理やり入ろうとします。
コウランは必死に止めます。
その時、扉が開き厲王妃か出てきます。どうしたの?夜更けに大声で騒ぐなんて!部屋の中を調べてみる?とユン少妃に詰め寄ります。
ユン少妃は、帰って行くのでした。
王妃はコウランに、ついてきてと命じます。
その後、蕭女官がやってくるとコウランの首に長い布が巻かれ他の女官たちに引っ張られ首を絞められて殺されそうになります。
その時、趙王が入ってきて何をしている?と聞きます。
コウランは余計なことを言わずに自分が罪を犯したと言います。
コウランは助かり、趙王が立ち去った後も コウランはその場を動かずにいると、厲王妃は、お前が気に入った…下がって
命じます。
コウランは呂不韋を見つけると思わず抱きつき、王妃の寝所に男がいるのをわざと蕭女官が見させ、殺されそうになったことを話します。
呂不韋はコウランに、お前には私がついている。どんな時も一生守ってやると約束します。
蛟王子は人払いをしコウランに、自分のそばに戻れと言います
しかしコウランは断るのでした。
雅王女は嬴異人を厲王妃の琴の会に招待します。
趙王は左右に2色の衣を身にまとい龍に乗って天空を飛んでいると落ちた所に金銀財宝が現れた夢をみていたのに、嬴異人が弾いている琴の音で目が覚めてしまい機嫌が悪いのでした。
コウランは趙王の夢を〝百年に一度の吉夢”と解釈し、厲王妃も賛同します。
この時、秦軍が撤退し、嬴異人と引き換えに全都市を返還したという戦況報告が来ます。
嬴異人からもらった香草で匂い袋を作ったコウランは、これで手足の冷えが解消できる。これは命を救ったお礼ですってと
呂不韋に話します。
コウランはその匂い袋をすごく気に入っていたのに、呂不韋は匂い袋を奪うのでした。
つづく
コウラン伝 始皇帝の母 あらすじ4話
(感想)
呂不韋は嬴異人に嫉妬してるよね〜
呂不韋…嬴異人…コウラン… この3人の関係が バランスを
保たれればいいけど…✨✨
蕭女官のコウランへの嫉妬は恐ろしいね〜
なんだか 瓔珞を彷彿させるよね‼️