鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ24話
「謎の大爆発」
朗坤と魏広が永東門の火薬庫を探している時、火薬庫が大爆発します。
牢いる厳寛(げんかん)は、予言がまだ的中し…と不敵な笑みを浮かべます。
宮中にいた龐通と凝芝は、永東門で大きな爆発があったようで周囲は焼け野原化していますと伝えられます。
それを聞いた凝芝は、皇后様の所にすぐに駆け出して行き、
太監と4つの学堂の宮女、他の者も救出に向かうように下命してくださいと頼みます。
多くの民に被害が及んだことに胸を痛めた葉凝芝は救助活動に
勤めます。
爆風で飛ばされた朗坤と魏広の行方が分からずにいた皇后と凝芝の前に2人とも現れます。
班鈴児から地図を渡された皇帝・龐通(ほうつう)が爆破指示を出したと知らない凝芝は魏広に、あなたが爆破を計画したの?と尋ねます。
魏広は、私だってつらい。だが戦場ではより多くが死ぬ。火薬が使われたら何千倍もの民が命を落とすのだと否定しないのでした。
凝芝は、意外だったけど〝千人のために百人を殺す”正論だわ…
でも私は民が硝煙の中で死んでいったことしか知らない…遺族は涙に暮れ絶望の声を声を上げていたわ…あなたの言葉は受け入れられない。私はあなたを心から信頼していた…でもそれは過去の話に…と涙を流します。
魏広は、皇姉を討つのは我ら男の役目だ。君は後宮で心穏やかに暮らしていろと告げます。
凝芝は朗坤に刃物を向け、私たちは同志よ!爆破したのはあなた?と問い詰めます。
朗坤は、私は爆破してない。魏広もな…我らは火薬庫ではなく酒楼にいたと告げます。
凝芝は、ではなぜ 魏広は関与をほのめかしたの?と問います。
朗坤は、やつは魏焱の息子だ。父親の長所を受け継いでいる。
愚直という致命的な欠点も…魏広は父親と全く同じだ。主君の
罪を自ら進んでかぶろうとする。理由はもう一つ。お前にこれ以上危険なマネはしてほしくないと思っているのさと明かしてくれます。
凝芝は、朗坤の言っている意味を知り涙を流します。
そんな中、地図には火薬が一個と書いてありました。それがなぜ大爆発に?と班鈴児が話すのを聞いた凝芝は、なぜ火薬の量を知ってるの?問います。
班鈴児は、北応王を埋めた時 地図を見たのを…お忘れですか?と答えます。
凝芝は、忘れた。あなたは記憶力がいい。では火薬は全部で何斤あると買いてあった?と問います。
確か…数百斤だったかと…と答える班鈴児に凝芝は、ならば1番多い火薬の塊は何斤だった?と問います。
班鈴児は、去年届いた30斤と…と答えます。
凝芝は、嘘つき!私はあの時確かに地図を広げたけど、場所を確認した後すぐにあなたに穴を掘らせ1人で地図を見た。隠れて地図を掘り起こしたのはあなたね?地図は誰に渡したの?と問い詰めます。
班鈴児は、皇帝・龐通に渡したことを白状します。
凝芝は龐通に、爆発の原因は分かりましたか?と尋ねます。
龐通は、分かったのは皇姉たちの秘密庫であったことだけ。
原因は まだ分からぬと嘘をつきます。
凝芝は、火薬庫の位置を示す地図を陛下に渡したと班鈴児が白状しましたと言います。
龐通は、確かに地図は受け取ったが爆発が起こったのは禁軍が誤って引火させてしまったからだ。皇姉に知られたら朕は禁軍を派遣したとして弾劾される。だから そなたに言えぬまま魏広に罪を着せたのだと明かします。
魏広は無関係だったのですね…と言う凝芝に龐通は、仕方なかったのだ。姉と弟は朕が過ちを犯す時を狙っていた。これは民を救う唯一の道なのだと言い訳します。
凝芝は、でも皇姉は早晩 陛下を弾劾するでしょう。そうすれば陛下は暴君の汚名を着ることに…過ちを認めてください。誠意を尽くし民心を取り戻すのですと説得します。
不本意なことをせねば権力を守れないのだと言う龐通に凝芝は、陛下が最も関心を寄せるのは権力であり…民ではないのですね…と立ち去るのでした。
凝芝は魏広に会いに行き、800人余りの死者を出した爆発よ。
罪を被れば悪人として語り継がれる…魏家の名誉を汚す気?あなたは悪くないと説得します。
つづく
鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ24話
(感想)
龐通は本当に、ダメダメな皇帝だね💦
魏広と凝芝が側近にいなかったら どうなるんだろ😱😱