花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-あらすじ20話

花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-あらすじ20話

花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-あらすじ20話

「朱家の孫娘」

不棄(ふき)は小蝦(しょうか)に、私の埋葬に王府から誰か来なかった?と尋ねます。

いいえ…信王に来てほしかったのですか?と問う小蝦に不棄は、違うわ…と答えます。

小蝦は、お嬢様の死が偽りで蘇州府で復活したことを都で知る者はいません。過去は忘れてください。ここで新しい人生を…と話します。

不棄は、そうね…花不棄は死んだのよ。過去は捨てるわ…思い出は全部花不棄と一緒に葬らなきゃ…朱府で新たに人生を始めるわ…と決心します。

不棄は朱府の屋敷に行き祖父の朱八華に会った不棄は、九おじさんとの生活を話し始めます。新しい履き物は一文も使わずに手に入れたわ…おじさんは器用よ。施されたわらでわら靴を編み上げるの。市に出せば5文で売れる。日向ぼっこが好きだった…追われる身でなきゃ快適な日々だったわ。鉢を置いて座っていれば稼げるんだもの!好物は具なし麺。稼ぎがあった日は大盛りにして卵も入れると楽しそうに話します。

朱八華は、愚かな息子だ…日向ぼっこは家でもできる。具なし麺なら家で食えばよい。卵だって2つ入れてやるのに…と泣きます。

不棄は、なぜ私を連れて逃げていたの?私のためでしょ?まさか おじさんが私の父親?信王と母上を奪い合い…あなたに反対されて家を出たの?と尋ねます。

朱八華は、違う。九華は私の息子で薛菲は私の娘なのだ…と答えます。

不棄は、じゃあ 九おじさんは私の伯父上?と聞きます。

朱八華はうなずき、九華は志の高い息子でな…朱家の繁栄は代々の資産頼みだと私を批判していた。そこで朱福を連れて都に向かい自分の腕一本で財を成したのだ。年中 屋敷には戻らぬ。だが菲が17歳を迎えたあの年は帰ってきてくれた…
私がまだ若い頃商いで失敗し取り引きを駄目にした上に人命にも関わる失敗だった…当時の法に従えば軽くても北方への流刑は確実だった…代8代男子は私だけだから私が死ねば朱家は途絶えてしまうと話します。

それが母上に何の関係があるの?問います。

朱八華は、この話を知った蘇州の商家はこぞって朱家に圧力をかけ始めた。朱家は退路を絶たれ万策尽きた…役人は双方から
賄を受け父が大金を費やしたがどうにもならなかった。心労で父は倒れてしまった…だがこの我々の前に謎の男が現れて
救いの手を差し伸べてくれた。その男と父が契約を結ぶと知府殿は急に見事なお裁きを見せて たった3日で朱家に罪はないと調べ上げた。つまり私は冤罪だったのだ。人が死んだ件も私は関係なかったと言います。

不棄は、契約の内容は何だったの?母上に関係ありよね?と聞きます。

朱八華は、それは…〝ご子息の正室が産む娘をくれ。娘の17歳の誕生日にここへ結納を届け18歳になったら迎えに来る。
朱府が約束を破れば貸した銀子は返してもらう。利息をつける以外に違約金も払ってもらうぞ″というものだったと話します。

不棄は、産まれてもいない娘に銀子を積むなんて…話がうますぎない?と疑問を持ちます。

朱八華は、その通り。そんなうまい話はない。だが男は私の娘にこだわっていた。その理由は今も分からぬ…おかげで私は牢を出られた。そしてその夜 妻は産気づき謎の男の言葉どおり娘を産んだ。それがお前の母の菲だ。出産を終えた妻はすでに虫の息だった父は娘が生まれたのを見て謎の男との契約を私に明かした…それを知った妻は猛反対!最後の力を振り絞って必ず阻止しろと言い残した…と話します。

なぜ反対したの?と問う不棄に朱八華は、理由を言わぬまま逝ってしまったよ。だが考えてみると謎の男は私より歳が上だったからな…17年後にはさらに歳をとっているのだぞ。母親ならば反対するに決まっていると話します。

不棄は、それで薛家荘に隠したのねと言います。

朱八華は、世間には死産だったということにして その夜のうちに菲を薛家荘に送り届けた。薛家荘の荘主とは公私ともに親しい仲だ。その後は毎年商いの用を装って菲に会うために薛家荘を訪れていた。都にいる九華もひそかに会いに行っていた。
決して悟られぬと思っていた…だが菲の17歳の誕生日のこと…
謎の男はやはり姿を現したのだ…結納を持参した。輿入れの準備を頼むぞ。来年の今日迎えに来ると言われ、私は娘はやれぬ 銀子を返そうと言った。

謎の男は、利子はつくし違約金も必要だ。返せるのか?と…
私は、私が返しきれぬなら息子や孫に返させると答えた。

謎の男は、娘を隠したことは見逃そう…だが二度は許さぬ。二度目は朱九華の手足を利息にもらい蘇州府に訴えて家財は没収だ。よいな?朱家が滅び絶えても恨まないでくれと警告して立ち去った…九華は激昂しその晩密かに薛家から菲を連れ出し友人の莫百行を頼ったと話します。

不棄は、莫百行には妻がいたわ。飛雲堡の令嬢よと言います。

朱八華は、菲が九華に送った文によると莫百行が酒に酔った勢いで菲に…それで菲は子を宿したが莫夫人は側室を許さない。だから菲は また薛家に戻るしかなかった…それから10日ほど過ぎた頃 我々は九華を見つけ出した。お前は九華の腕に抱かれていたが…菲の行方は知れなかった。九華は人に追われていたのだ…九華は〝自分を捜すな″〝信王に用心しろ″と言っていたと話します。

不棄は、なぜ信王に?私は信王の娘じゃないもの関係ないでしょ?と問います。

朱八華は、私も調べさせているが いまだに何もつかめぬ。
だが九華が言うにのだから理由があるはずだ。九華は お前と逃げ続けた…何不自由ない良家の子息が足取りを隠すために物乞いまでやっていたとは…と話します。

不棄は、家があっても私のために帰れなかったのね…と
悲しそうにつぶやきます。

つづく

花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-あらすじ20話
(感想)

やっと謎だった薛菲の生い立ちが分かってきたね✨✨

不棄の祖父は面白いじいさんだね〜🤣

九おじさんや薛菲の父親とは思えない じいさんなんだわ😱

謎の男は、柳名月と話をしていた蕭九鳳なんだわ‼️