鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ28話

鳳凰伝〜永遠の約束

鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ28話

「亡霊現る」

厳正(げんせい)は広定王によって斬刑にされ土の中に埋められます。

凝芝は皇太后に、魏広の策で厳正が広定王の手で斬刑になったので、皇姉様は軍師を失い当分 動きはないと思われますと伝えます。

皇太后は凝芝に、私の頭がしっかりしている時にそなたに引き継ぎ、陛下を支えてほしいと言います。

私には重責が重いと言う凝芝に皇太后は、陛下を愛してないということだな?と聞きます。

凝芝は、うなずき、離れぬと約束しました…でもいつか自由になりたいと思います。皇姉の反乱は抑えますと話します。

皇太后は凝芝に、自分の密偵の詳細を凝芝に渡します。

そんな中、処刑したはずの厳正(げんせい)の亡霊が現れ怯える広定王は、皇姉・龐貞と獄中の厳寛(げんかん)に会いに行きます。

厳寛は、私の弟を殺していて よく会いに来られたな…と言います。

皇姉は、陳廷尉に聞いたが、一日中〝残念だ″嘆いているそうね。何が残念なの?と尋ねます。

厳寛は広定王を見て、お顔が蒼白で陰の気で覆われている。無実の弟の亡霊にあったか?と聞きます。

なぜそれを?と問う広定王に厳寛は、弟とは幼少より心が通じており考えが分かる。弟も私のことが分かる。私の〝残念だ″は弟が死ぬ間際 感じたこと!と言います。

弟は私を恨んでいるな…私が殺したのだ…と答えます。

厳寛は、恨んでおりません…魏広のことさえも…弟は負けを認めていますと答えます。

皇姉は、もう一度聞く。お前の〝残念だ″は何に対して言っている?と問います。

厳寛は、一つ目は お二人に対して…成功が目前だったのにしくじってしまいました。
二つ目は、先帝に対しての〝残念”今の陛下には継がせぬはずが結局 あの不届き者に継がせてしまった…
3つ目は、この梁の民に対してです…暗君の龐通のせいで安らげず不安に暮らしています…
月が2つ出る時…昼間 雲ひとつないが見上げても太陽が見えぬ時…二つの異象が現れた時、また来てくださいと告げます。

そんなある日、2つの予言が現実になり厳寛の予言を信じた龐貞と広定王は、厳寛を連れ逃げると北巓(ほくてん)に新王朝(後梁)を名乗り厳寛を大元帥にし彦都(げんと)を攻めようとしていました。

一方、皇帝・龐通は魏広を大元帥にして反乱軍に対抗します。

陛下の皇位に関する先帝の勅旨を廃されたと聞いた凝芝は龐通に問います。

龐通は、朕の即位に際しあらぬ中傷を防ぐための勅旨だった…
先帝は広定王に譲位するつもりだった。だが天のいたずらか、冊立の直前 広定王は天然痘にかかった…数月 治療しても治らず先帝はやむなく皇位を朕に譲った。ところが朕が即位してわずか数日後広定王の病が治った。それで広定王は朕が皇位を奪ったと思い皇姉と共にあらぬ噂を広げた。朕が毒を盛り顔中に発疹を出させたと…と話します。

凝芝は、そうでしたか…それで陛下に恨みを…と納得します。

そんなある日、厳寛から陛下に和議の提案が届き、
皇姉と皇后が話し合ういう内容だった…

それを伝えられた魏広は何か妙だと気づき陛下に密書を送ります。

そこには、脇には反対しないが、厳寛の言いなりはダメだと書いてありましたが龐通は聞き入れないのでした。

皇后は和議の話し合いに向かいます。

皇姉の提案は梁の半分を後梁として自分たちが取り、残り半分を梁とるというものてした。

皇后の提案はここから北の6郡は譲ると言い皇太后様の贈り物よと。広定王は皇位が欲しいなら6郡の皇帝となれると告げます。

さらに話し合いが続けられますが、お互いに譲歩せず物別れに終わります。

そんな中、皇姉から陛下に密書が届きます。
〝皇后の態度が傲慢すぎた。皇后を廃して冷宮に入れねば和議は中止だ″と書いてあり驚きます。

一方、魏広は陛下に文を書きます。
〝開戦してひと月余り わざと3戦負けました。しかし敵の実力を推測すると予想より弱いようです。
ただ心配なのは皇后様の廃位を持ち出したこと…思うに これは厳寛の策略に違いない。乗ってはいけません。私はこう申しましたね。〝みんしんが重要です”と。皇后様は国母で人気がある。廃すれば民心を失い皇姉が台頭します。何があっても廃位してはなりません。さもなくば厳寛は労せず民心の戦いで勝利します″

 つづく

鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ28話
(感想)

厳寛の魂胆を魏広は見抜いていたんだね🤔

皇太后様の体調は思わしくないし大変そう…😱

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