鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ29話
「神出鬼没の大元帥」
前線にいる魏広からの文を受け取った皇帝・龐通は凝芝と皇后
に、魏広が皇后を廃するなと言ってきた。そんなことするはずがない。心配いらないから、そなたたちは後宮を掌握し皇太后と被災民の面倒を頼むと告げます。
そんな中、厳寛が分身して各陣営に出現したと噂され戦意を喪失し逃亡する者も続出していると報告され、皇后を廃位すれば和議に応じるという反乱軍側の申し出に心が揺れます。
凝芝は厳寛の分身の術を見破ろうと考え、危険を冒して敵地に潜入します。
一方、皇姉と広定王の前に死んだはずの厳正が現れ、行軍の際は禁酒と兄の厳寛が言わなかったか。王侯といえど軍紀を破れば罰する!と告げると姿を消します。
広定王は動揺します。
班鈴児は、凝芝が皇太后に、厳寛の術を見破るために出立すると告げ、陛下が皇后廃位の要求に陛下は心が揺らいでいるので数日の間陛下にお力添えを頼んでいるのを立ち聞きします。
班鈴児は凝芝に頼み込み戦場について行きます。
戦場に行く途中 山賊に襲われた凝芝たちは、班鈴児に救援の文を陛下に届けさせます。
班鈴児は陛下に届けます。
そんな中、彦都が敵軍に攻め入られそうだという戦況に、おののいた龐通は、2日まてという魏広の助言を破り、皇后を廃位し冷宮に送ることを決めます。
あまりに単純な龐通の考えに皇后はあきれながらも、廃位すれば皇姉の策略にハマります。今すべきことは陛下が皇后とともに逆賊の野望に抗うことを天下に示すことだと説得します。
しかし、龐通は聞き入れないのでした。
陛下が皇后を廃位したと伝えられた魏広は、この勝負…私の負けだ…とつぶやきます。
一方、布告を読んだ朗坤は顔色が変わり魏広の元へ馬を走らせます。
魏広は怒る朗坤に、凝芝は郊外で失踪し、陛下は厳寛の策にはまった…挽回の手はない…今回は敗北かも知れぬ。厳寛が皇后廃位を迫った目的は…陛下が妻を見捨てる冷血漢だと民に思わせるためだったと肩を落とします。
その頃、凝芝は戦場に潜入し厳寛の術を見破ろうとしていました。
つづく
鳳凰伝〜永遠の約束〜あらすじ29話
(感想)
龐通は本当に情けない男だね〜😰
皇后も朗坤がいなかったら 味気のない人生だったよね😅