コウラン伝 始皇帝の母 あらすじ7話

コウラン伝 始皇帝の母 あらすじ7話
女官のコウランが魏の使者との交渉を志願したことで
趙王は不安を口にすると、
厲(れい)王妃は、女官だからこそ よいのではありませんか?殿方が出て行けば それは外交。負けられません。
でも女子は違います。うまくいけば皆が喜ぶし失敗しても女子のお遊びで片付きますと話します。
魏の使臣・百里松(ひゃくりしょう)がやってきますが
コウランを単なる女として見ていて、全く真剣に受け止ず
大軍を率いた百里松は結婚の申し込みと同盟のために来たと言います。
コウランが大きな穀倉を指差し兵士が槍を突き刺すと、一瞬にして金色の粒が溢れ出します。
コウランは百里松に、あそこに見えているのは全て兵量の倉。持久戦にも十分に耐えることができます。まもなく邯鄲(かんたん)から援軍もやってきます。わずか二千の兵馬でどうやって我が国に立ち向かうおつもりなのですか?
我々は国難に見舞われ援軍を求めています。魏の王が応じず弱みに付け込めば、秦が我が国を滅ぼし 民や財産を奪えば秦は力を増し諸国を支配しようとするはずです。そうなればあなた方もただでは済まないでしょう。兵を引き上げるのであれば同盟を結ぶことは可能ですと交渉します。
話を聞いていた百里松は考え抜いた末、兵を撤退させるのでした。
その後、楚の国の太子・熊完(ゆうかん)がやってきて、私は王女に会いに来た。女官に用などないと言います。
コウランは、我が国になぜお越しに?と尋ねます。
熊完は、王女に一目惚れし 我が妃にするため迎えに来たと答えます。
ではなぜ麓に兵が待機をしているのですか?と問うと熊完は、趙王が王女の絵を送ってきたゆえ 娶りに来たというのに約束を反故にした。このまま黙って帰れるか?といいます。
コウランは、兵量の倉をご覧くださいと指差します。
そして百里松にしたのと同じ手を使いますが、熊完には通用せず、空の倉を狙い矢を射り倒し始めます。
一方、嬴異人は外で混乱が起きていると気づき外に出てくると、呂不韋が現れ、楚と魏が攻めてきます。逃げましょうと馬車に乗せます。
その頃、コウランは熊完に趙と同盟を結んで、共に秦と
戦おうと説得します。
コウランは、もし熊完が魏を怒らせてまで雅王女と結婚ししたら、秦の罠にはまることになる。雅王女は自分のせいでそんなことになったら、馬衣丘から身を投げてしまうでしょう。王女は聡明で大義をわきまえておられます。国のためにこの上ない良縁を諦めようとしているのに、太子は己の
思いのために民を捨てるのですか?と諭します。
言葉を失う熊完に雅王女は馬衣丘の高台に立ち、琴を弾きながら詩を詠み、熊完との別れを惜むような演技をします。
心を打たれた熊完はすぐに撤退を命じるのでした。
その策は成功し、結婚を望んでいない雅王女も胸を撫で下ろします。
そんな中、蛟王子は数十人の将兵を連れてどこかに向かったと伝えられたコウランは、嬴異人を追いかけて行ったと気がつくと雅王女に嬴異人様をお救いくださいと助けを求めるのでした。
その頃、嬴異人はコウランを見捨てるのか?と心配します。
呂不韋は、コウランはあなたのためなら犠牲になる覚悟ですと答えます。
その時 突然、蛟(こう)王子が現れて、呂不韋と公孫将軍、そして嬴異人を捕まえるのでしたが
そこに雅王女が来て、兄上!一体どこに行くの?と尋ねます。
蛟王子は、嬴異人は逃亡を図ったから父上に突き出すつもりだと答えます。
雅王女は、嬴異人と景色を見る約束で呂不韋は送ってきただけよ。なぜ逃亡になるの?私が国のために力を尽くしていた時 兄上はどちらに?人質を捕らえることが父上のお命よりも重要だと思っていることかしら?私は父上の前で手柄を立てたばかりよ。そうなると私と兄うえのどちらを信じるかしら?縄を解きなさい!と命じます。
呂不韋は雅王女に感謝します。
雅王女は、コウランが私に助けを求めなければ嬴異人は死んでいたわよ。思えばコウランはそなたたちの考えを見抜いていて、だから魏の使者や楚の太子との話を長引かせ時間を稼いだのよ。呂不韋 女子をみくびらないで!と言います。
呂不韋と嬴異人は再び馬服山に戻ってきます。
コウランは呂布偉が財産の半分を残しコウランを見捨てて行ったことを怒って呂不韋を何度も蹴り、今度やったら許さないと怒ります。
呂不韋は王妃の愛人が宮廷女官の格好をしていたのを見て、呼び止めますがコウランに呼び止められたすきに逃げ出されてしまうのでした。
呂不韋はコウランに、あの侍女は男だ!と言うと
コウランは、シーと指を口に当てるのでした。
そんなある夜、再度逃亡を計略した呂不韋とコウラン、嬴異人が一緒に芸人に扮し芝居小屋から出ると、岫玉と衛兵に囲まれて3人は捕まってしまうのでした。
窮地に迫られた呂布偉は看守に、金を渡し噂を流してほしいと買収します。
翌日、趙王は男が宮廷女官に変装し後宮を歩いていたと
羽王子から伝えられ、直ちに調べよと命じます。
その後すぐに岫玉が一座の主人と呂布偉達三人を趙王と厲王妃の前に連れてきて厳しい処罰を求めます。
一座の主人はみんなの前で呂不韋が1000元の金を出して、異人を逃がしたと暴露します。
呂布偉は、やましい事など私はしていません。一座の主人を拷問し嘘を言わせたのです。私たちは岫玉様を見張っていたのです。岫玉様は侍女のなりをした男と不義密通を我々に気づかれその罪を隠すために我々が逃亡したように見せかけ殺そうとしているのだと訴えます。
この時、羽王子が女官に扮した男を捕まえて連れてきます。
厲王妃は、その男が浮気相手だったため、浮気が発覚することを恐れて処理を申し出ます。
王妃は男に、一族もろとも処罰するが罪を認めればお前1人の命で許してくれるだろうと脅します。
男はその場で自殺するのでした。
趙王はコウランと嬴異人に、岫玉の浮気の事実は本当か?と問います。
嬴異人は、はいと答え、
コウランは何も答えないのでした。
嬴異人は趙王に、コウランは義理と情を重んじています…
妹にとって不利になることを言えるでしょうか?とかばいます。
嬴異人と呂不韋を信じた趙王は岫玉に死罪を言い渡すのでした。
厲王妃はコウランを呼び、一夜のうちに噂が広まったのはどういう事なのかと問い詰めます。
コウランは岫玉が侍女のなりをした男を見て、すぐに捕まえろと大騒ぎしていました。そこで私は罠を仕掛け岫玉をはめ全てを隠そうとしました。でも王妃様をお救いしようなど恐れ多いことです。今後は二度とこのような出過ぎた真似を致しませんと答えます。
厲王妃は、分かった…さがりなさいと告げます。
コウランは異母妹の岫玉が処刑されることを思い、苦しんでいました…コウランは姉として牢にいる岫玉に会いに行きます。
反省のない岫玉はコウランに助けて欲しいと頼みます。
コウランは、すべての原因はあなたの嫉妬よ…断り、帰り際、邯鄲(かんたん)に帰れば助かるかもしれないが、
蛟王子の心の中ではあなたは大きな恥になってると言い残し立ち去ります。
岫玉は蛟王子が牢に持ってきた食事に毒がはいっているのではないかと恐れ、コウランが髪に付けてくれたかんざしを抜き自害するのでした。
ある日、女官たちに囲まれ楽しそうにしている呂不韋を見コウランは呂不韋からの贈り物を侍女司徒月(しとげつ)に持っていくように指示します。
呂不韋はコウランに、私からの贈り物をなぜ人に譲る?と
怒りそれらを床に投げつけます。
見ていられなくなった司徒月が、旦那様!飾りの手入れをするために職人に渡すつもりでした。突然どうなさったんですか?と誤解を解こうとします。
コウランは呂不韋に、あなた女官たちと仲良くしているのは宮中を探るためでしょう?私が急いでたのは王妃様に呼ばれたから。でもあなたはそう思わなかったみたいね…
本当のことを言ったら?私が好きなんでしょ?私の気を引くために貴重な贈り物を…と問います。
しかし呂不韋は嫉妬心から飾り物を投げつけたことを
隠そうとして、お前は私のとって単なる同士だとコウランのことを好きだと認めようとしないのでした…
秦の都 咸陽では、邯鄲を攻撃して、嬴異人を救出することにします。
秦は趙の辺境を攻撃し兵は意気高揚し、破竹の勢いで2つの城を取られてしまいます。
趙王は魏楚両国の援軍を待つしかなく、いら立ちのあまり体を壊してしまうのでした。
王と王妃は戦法の件で口論になり、王妃はコウランを残して後宮に戻ります。
その夜、刺客が趙王の寝室に忍び込み、布で王の首を絞め絶体絶命のその時、コウランが来たので刺客は慌てて逃げていきます。
コウランが趙王の首の布を解こうとした時、侍衛を連れ駆けつけた高昊陽は暗殺者はコウランだと決めつけ逮捕します。
雅王女は呂不韋と嬴異人を訪ね、昨夜王様を殺そうとした刺客とはコウランのことだと伝えるのでした。
つづく
コウラン伝 始皇帝の母 あらすじ7話
(感想)
嫉妬からコウランの母を殺し、コウランを陥れ、婚約者を奪い何度も殺そうとした岫玉が自害しました😱
コウランの復讐は成功ですね💦
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