コウラン伝 始皇帝の母 あらすじ11話

コウラン伝 始皇帝の母

コウラン伝 始皇帝の母 あらすじ11話

宴でみなが腹痛で倒れたのを見た趙王は、これはどういうことだ?と聞きます。

殷医師は、魚のスープに藤黄(とうおう)が含まれていて、薬にもなりますが多く服用すると腹痛や吐き気をもよおし死に至ることもありますと告げます。

一体誰の仕業だ!と怒る趙王にコウランが、宴の責任者は私です。罰をお与えくださいと申し出ます。

厲王妃は、宴の支度は煩雑でコウランだけを責められません。料理を受け持った女官を連れてくるよう命じます。

しかし、料理人がいなくなっていて逃げたようだと伝えられます。

側室の雲少妃は、王様は誰の仕業かすでにお分かりになのでは?と問います。

何のことだ?分からん…と答える趙王に雲少妃は、王様と
羽王子の2人が亡き日、最も得をする者…と言います。

父上!これは罠です!濡れ衣を着せるのはおやめください。魚は私も食べたと言います。

殷医師は、あなたのお椀にだけ毒が入っていなかったのですと明かします。

雲少妃は、羽王子と趙王を殺そうとしていたのは蛟王子だと断言し、蛟王子はとても腹黒いと罵ります。

蛟王子は捕らえられてしまうのでした。

実はコウランは呂不韋と羽王子が、蛟王子を毒殺しようとしていたのを知っていて、わざと蛟王子のお椀をひっくり返したのでした。

しかしそれが蛟王子にみんなが疑いの目を向ける事になるのでした。

その夜、コウランは呂不韋に、何をしたの?と責めます。

呂不韋は、犠牲はつきものだと言います。

コウランは、あなたには恩があるから従っているけど…
限度っていうものがあるわ!人の命を奪わないで!と嫌ならたもとを分かち別の道を行くと警告します。

数日後、高昊陽(こうこうよう)は殷小春に、宴の毒についてそなたは真相を知っているのだろ?と問います。

殷医師は、蛟王子に聞くべきだわと立ち去ろうとします。

高昊陽は、コウランとは距離を置くようにと幾度も言ったではないかと忠告します。

そんなある日、羽王子は瓊華(けいか)王女が凧を上げているところに出くわします。

そして、落ちた凧を拾っている者を見つけ捕まえ尋問します。

羽王子はその者に、ひと月前に邯鄲に来て荒れ寺に住んでいたな。その寺を調べさせたところ ここにある4枚の凧があった。この凧は瓊華王女と関わりがあるだろ?
死にたくなければ白状しろと問い詰めます。

男は自害してしまうのでした。

羽王子は瓊華王女に、今日 凧を持っている男を捕らえ、4枚の凧も押収しましたと詰め寄ります。

瓊華王女は、その男とは韓にいた時愛し合っていました…
私を追って趙に来て凧で思いを伝え合う…何が悪いの?
と開き直ります。

羽王子は呂不韋とコウラン、嬴異人に凧を見せます。

コウランは凧の中になにか文字があるのを見つけます。

その頃、殷医師は瓊華王女に呼ばれ、薬を処方るよう命じられます。

殷医師は、長く服用すれば若さを保つことができますが身ごもれなくなる薬が入っています。王様を愚弄するような真似はお控えになられたほうがよろしいかと…と断ります。

瓊華王女は、できないの?では死になさいと告げます。

逸王子は瓊華王女に、殷医師がお部屋に呼ばれ、まだ戻っておりませんと言います。

瓊華王女は、殷医師?来たかしら?と嘘をつきます。

逸王子は、薬房でも殷医師はあなたに呼ばれたと言っていますと詰め寄ります。

趙王は逸王子に、下がれ!さっさと失せろと怒ります。

羽王子は逸王子を連れて外に出ると、あのまま騒げば殷医師は殺されると忠告します。

逸王子は羽王子に、私には何もない。殷小春が全てです。兄上は父上と雲少妃様に愛されて育ち、私は幼い頃に母が亡くなり気にかけてくれる人はいませんでした…その時世話をしてくれたのが1つ上の殷小春です。いつも2人で寄り添いながら支え合い育ちました…私にとって小春は家族のような存在です。小春がいなければ私はとっくに死んでいましたと話します。

羽王子は、焦るな。そなたのために策を練っていると言います。

コウランは逸王子に、小春の救うための策を練りましょう。この文字を解読できれば小春が助かる望みがありますと凧に書かれていた文字を見せます。

逸王子は、〝鳥篆”とも呼ばれる文字だと言って解読しますが、最後に書かれていた数字がどうしても分からないのでした。

そこに羽王子がきて、数字の意味を理解します。すぐに趙王に伝えようとして2人に止められます。

逸王子は、これは小春を救い出すためのもの!と怒ります。

コウランは床に転がった文字が書かれたものを拾って
瓊華王女の元に行きます。

コウランは瓊華王女に、凧に書かれていた文字を解読しました。我が国に入り込んだ韓の間者の名前です。恐らく
韓の王は間者をあなたに教え あなたは凧で連絡をとった…と暴き、殷医師の放免を!と頼みます。

瓊華王女は、いいわ…と殷医師を解放するのでした。

殷小春が家に帰ると逸王子が眠っていました。

悪夢を見て目をさました逸王子は小春の姿を見て喜びます。

殷小春は、あなたとコウランが助けてくれなければ今ごろ
あの世にいたかもしれなかったと感謝します。

殷小春は逸王子が、また悪い夢を見たのではないかと気がつきます。

逸王子は、そうだ…また母上と妹の夢を…と答えます。

小春は、お母様は難産で亡くなられたの…天に召された。
昔のことは受け入れて忘れるように諭します。

一方、羽王子は趙王に、凧の名簿に基づいて韓国の工作員6人を捕らえたと報告します。

羽王子が捕らえた韓国人工作員は、実は燕国の商人たちで、そのうちの1人は燕の丞相の縁戚だったことが分かります。

羽王子は瓊華王女に、私を陥れるためにわざと凧を拾わせたのだな!我が国の皇宮に入り込み燕と対立させるとは!何が目的だ?と怒ります。

瓊華王女は、燕の王のために趙を攻めるきっかけを作っただけ…そんなことより あなたは王位をどうやって奪うか…
と不敵な笑みを浮かべます。

どういう意味だ?と問う羽王子に瓊華王女は、私は王様の寵愛を受けています。私を引きずり下ろす前に、ご自分が致命傷を負うのでは?と言います。

羽王子は、全て計算ずくだったとは…恐ろしい女だ…と言い放ち立ち去ります。

同じ頃、嬴異人はコウランに、燕の国はなぜこれほど早くこの件を知ったのだろう?と疑問を投げかけます。

コウランは、つまり韓と燕は示し合わせ最初から芝居を?すでに韓と燕は秦に近づいていた…?と解き明かします。

嬴異人は、羽王子がしくじった今、必ず誰かが動き出す…
あるいは内乱を引き起こす…それが瓊華王女の目的かもしれないと注意を促します。

捕らえられた蛟王子は、拷問を受け、日増しに体が衰え
怯えた姿を趙王に見せ、可哀想に思われるように演技します。

雅王女は趙王に、兄上は清廉潔白です。濡れ衣を着せられ病に倒れました。あの宴の毒について調べてみると
スープに入っていた魚が取れる湖で、私学の学生が
誤ってインクや絵の具を湖にこぼしてしまい、魚が汚染されて毒になってしまったと話します。

これで蛟王子に対する疑いが晴れて、蛟王子は釈放されるのでした。

そんなある日、瓊華王女はコウランに、淫らな衣を着て舞をまって一枚ずつ脱いで趙王を喜ばせるように強制します。

コウランは、どうかお許しを…そのような舞はできませんと断ります。

瓊華王女はコウランに罰を与えるのでした。

 つづく

コウラン伝 始皇帝の母 あらすじ11話
(感想)

瓊華王女はまさに〝傾国の美女”だね😱😱

趙王の骨抜きにして、王子たちを陥れる切れ者だね💦

瓊華王女にとってコウランは、何かにつけ気に食わない
女子なんだろうね😤

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