招揺 あらすじ51話
「父の記憶」
洛明軒は宗門らを集め、虚宗門での殺戮は、路招揺と厲塵瀾(れいじんらん)姜武(きょうぶ)が関わっているのは間違いないと嘘をつきます。
柳滄嶺(りゅうそうれい)は、なぜですか?と問います。
洛明軒は、聞いた話では路招揺は鳳山での戦いの後奇病にかかり何らかの力によって肉体を再生し病を克服したと聞く。その時 目をつけたのが江河の禁術だろう。顧晗光(こかんこう)は間者として禁術を探ったために殺されたのだと作り話をします。
そこに、林子豫(りんしよ)が現れると、確かに虚宗門を滅ぼしたのは姜武(きょうぶ)と厲塵瀾で、その目的は路招揺の歓心を得ることよと洛明軒の話は本当だと証言します。
洛明軒は厲塵瀾が心魔を制御できなくなっていることを理由に、門主らに万路門の討伐を呼びかけます。
しかし琴千弦と柳滄嶺は洛明軒に疑念を抱くのでした。
厲塵瀾と招揺は栖止地に散歩に行き子游に会います。
子游は招揺にひざまずき、血殺門から救っていただいたお礼をもうちあげます。回顧鏡を見て知りました。私は林子豫の弟です。私も暗羅衛の一員でしたと話します。
厲塵瀾は子游に竹季は?と聞きます。
子游は、回顧鏡を見に行ったまま戻らず行方知れずですと答えます。
万路門に戻った2人を竹季が待っていました。
厲塵瀾は招揺に、失踪した父親の厲修(れいしゅう)だと言います。
父子は再会を果たします。
厲塵瀾はなぜ何年も栖止地にいたんだ?と尋ねます。
厲脩は、私はお前を封印し六合天一剣を取りに行った…だが手に入る前に配下に裏切られ栖止地に迷い込んだのだ…
私はお前に申し訳ないことをしてきた…許す気にはなれまい。それに私はやっと思い出した記憶もじきに忘れてしまう。私はお前に〝待っていろ”と言った。お前に会いたくて戻ってきたのだ。立派に暮らしているのだな。これなら思い残すことはないと告げます。
厲塵瀾は、父さん ここにいてくれ。俺と招揺の家族として…と言います。
その頃、柳滄嶺は虚宗門に行ってみると、門徒が1人生きていたのでした。
失った記憶を取り戻し、万路門を訪ねてきた厲修だが回顧鏡で取り戻した記憶はすぐ消えてしまうのでした。
厲脩は厲塵瀾に、私の息子はな 厲塵瀾と言うのだ…当初はあの子を私から生まれた心魔だと思った…だが違った。
私の息子だったのだ。なのに私はあの子に申し訳ないことばかりしてきた。後悔しかない。当時息子は5歳だった…
5歳の時 初めて心魔に体を操られたのだ。人を殺そうとした。私が止めたが うっかり あの子の片腕を斬り落としてしまった…あの子の意識が戻れば泣くと思った…泣いて私を責めると…だがそうじゃなかった。あの子は泣きはしなかった…私の顔を見て笑ったのだ。残された片方の手で私の手を握りしめ〝父さん”と呼んでくれた…私の息子塵瀾よと泣くのでした。
招揺は厲塵瀾の心魔を取り除く方法を調べていました
次第に抑え切れなくなる心魔に厲塵瀾は洞窟に入るのでした。
つづく
招揺 あらすじ51話
(感想)
子游が林子豫の弟だったなんて驚き‼️
竹季が厲塵瀾(れいじんらん)の父も驚き‼️
竹季が魔王だった❓魔王の子の厲塵瀾⁉️