如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃～あらすじ57話

如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃～あらすじ57話

「絶望の果てに」

炩妃…は乾隆帝に鹿血酒を飲ませ冷遇されてしまい、
寵愛を取り戻すため、崑曲（こんきょく）を披露し、乾隆帝の気を引こうと試みます。

偶然近くにいた如懿は歌声を聴き、第十皇子の喪中に不謹慎だと叱責し第十皇子の霊前で跪くよう罰を与えます。

一方、舒妃は第十皇子を失い、悲しみのあまり心身共に疲弊し、我が子に祈りを捧げるのでした。

そんな中、炩妃 は舒妃に、この薬の匂いを覚えている？と聞きます。

どうして私の子宝の薬を？と問う舒妃に炩 妃は、私は愚か者だった…子供欲しさにあなたの薬の出し殻を調べ同じ薬を飲んでいたの…飲む量を増やしたけど効果はなし。
一方あなたは薬をやめて身ごもった…おかしいと思わない？と問いかけます。

何が？と動揺する舒妃に炩 妃は、子宝の薬なのに懐妊しなかったのよ。そこで宮外の医者に処方を見せた…ひと目で分かったそうよと意味ありげに話します。

何が？と聞く舒妃に炩 妃は、皇后から何も聞いていないの？と問います。

舒妃は、薬を飲みすぎるなと言われたわ…と答えます。

炩 妃は、じゃあ教えてあげる…私たちが飲んでいたのは子宝の薬ではない…避妊薬なの…と証拠を見せます。

衝撃を受けた舒妃は乾隆帝に、陛下は私に真心で接していますか？長年　私に何を飲ませたのですか？と詰め寄ります。

乾隆帝は、侍医院が処方した子宝の薬だと答えると、

舒妃は、あれは子宝の薬ではなく妊娠を回避する処方だと
宮外の医者が言っていますと言います。

乾隆帝は、この世には追及せぬほうが良いこともある。追及すればするほど苦しむからだと言います。

舒妃は、追及されるのが怖いのでしょう？もう一つ追及させてください…長年　私を寵愛しながら身ごもらせなかったのは皇太后に推挙された者だからでは？問い詰めます。

乾隆帝の真心が偽りだったと知った舒妃は絶望し寝所に火を放つのでした。

舒妃を火事から救えず衝撃を受けた如懿は昏睡状態の中、早産で公主（璟兕）が生まれます。

8年ぶりの公主で喜んだ乾隆帝は、和宜公主としようと告げます。

そんな中、和宜公主の顔が紫色になっていることに気がついた江与彬は乾隆帝と如懿に心疾患があると伝えます。

一方、皇太后は炩 妃を跪かせ、舒妃10皇子の命まで奪うくらい　そなたの能力は誰よりも勝る。我が子を失い悲しみに暮れているところへ真相を明かし追い討ちをかけた…
違うか？と責めます。

私は何も話していませんと答える炩 妃に皇太后は、そなたが懐妊した舒妃に飲ませようとした薬だ。毎日一袋ずつ飲むのならば　こたびの件は不問に付すと迫ります。

　つづく

如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃～あらすじ57話
（感想）

悲しみで心身共に疲弊している舒妃に事実を話し追い討ちをかけた炩 妃。

でも皇太后は炩 妃の策略に気付いていながら黙って見て見ぬ振りをしていたってことよね❓